料理には見た目も関係あるということはみなさん聞かれたことがあるかと思います。お弁当を作る時でも、できるだけ単一色にならないように気を遣うと言われる方も多いのではないでしょうか。それは、普段食べる料理も同じですよね。見た目が違うだけで子どもが苦手な野菜を食べたというようなこともあるかと思いますが、見た目を変えるだけで気分が変わって楽しくなることがあります。

シチューのニンジンを野菜型で型抜きするだけでずいぶんかわいくなりますよね。そのように、ちょっと手を加えるだけで変わってくるものもあります。そこで、お子さんと料理を楽しむ時、盛りつけを工夫してみるのも楽しく料理ができる方法の一つです。そこで、どのようなことが考えられるのか見てみたいと思います。

まずは、色や形を工夫することです。同じサラダを作るのでも、トマトの赤とキュウリやキャベツ、レタスなどの緑が合わさるときれいに見えますよね。そこで、お子さんに別の色が合わさるような材料を用意しておいて、好きに盛ってもらうなどすれば、出来上がりも綺麗に見えて楽しめます。

形に関して言えば、先ほども例に挙げたようにシチューの中身のニンジンがかわいい形だとそれだけで楽しいように、例えばおにぎりを一緒に作る時、かわいい形のおにぎり型を使って一緒に作ってみたら、普段と雰囲気が変わっていいですね。おにぎり型を使えば小さなお子さんでも押さえて抜くだけなので上手におにぎりができますし、ふりかけなどを使って飾ればより彩りよくできますしね。

それらは、お子さんにとっては楽しい作業になります。さらにそのお皿にミニトマトやウインナー、ブロッコリーなどを一緒に盛りつけても、お子様ランチのようで楽しく食べられそうです。ウインナーの飾り切りもいろんなものがありますが、定番のタコやカニなら簡単にできますから、それを合わせるだけでも楽しくなりますね。

それから、入れ物を変えるというのも普段と気分が変わって楽しいものです。普段は使わないような器に入れたりすると、それだけでも気分が変わりますね。

作るものそのものの形を変えるというものは、ほかにもあります。クッキーを作る時にクッキー型で抜くといろいろな形のものができ楽しいですが、同じようにホットケーキを焼く時に型を使ったりお玉で上手く形を作ったりして、普段とは違う形の物を作るだけでも楽しいものです。

年齢が大きいお子さんなら形を作ること自体を楽しめますし、小さなお子さんであればできたものをお皿に乗せるだけでも、普段と違う雰囲気にすることができます。そこに生クリームを添えるだけでもまた雰囲気が変わりますね。

フルーツであれば、家にあるものを1種類ではなく2種類合わせてお皿に盛るだけでも豪華そうに見えます。お皿に乗せることはお子さんでもできますから、自分でやったという実感を持てそうですね。

以上のように、普段とは少し違うことをしてみるだけでも、雰囲気が変わって楽しめるものです。お子さんにやってもらうと、大人が考えないようなできになって楽しめますよ。