慣れたら少し難しいことにチャレンジしよう!達成感に繋がります

親子一緒に料理をすることを食育に繋げたいと思う場合、まずはお子さんが料理をして楽しいと思える状態を作ることが大切です。難しいことから初めて、できないという印象を持ってしまうと、積極的に料理に取り組もうという気持ちが起こらなくなってしまいます。

大人だって難しいことばかりで成功しないと楽しく思えないですよね。そのため、子どもと一緒に料理をする時には、簡単にできることから始めて自分でもできたという満足感を感じさせることが大切なのです。ですが、ずっと同じことをしているだけでは、いずれ飽きることも考えられます。

そこで、お子さんが最初にしていたようなことが簡単にできるようになったなと思ったら、少し難しいことにも挑戦させてみることが大切になります。それが達成感に繋がり、また違うことをしてみたいと思う原動力にもなるのです。そこで、スクランブルエッグを作る時の事を例として考えてみたいと思います。

まず、初めて一緒に作る時には、卵をかき混ぜる、砂糖と塩を入れるなど、一部分をやってもらう程度でも十分です。その次は卵を割ってみるといいですね。卵は最初から上手にはなかなか割れませんが、スクランブルエッグなら黄身が崩れていても問題がありませんから、何度も挑戦して上手くなるようにしたいものです。

それができるようになったら、今度はフライパンを一緒に使ってみるといいですね。最初は大人が後ろから手を伸ばしてフライパンを持ち、反対の手は子どもが持つ箸に沿え、大人がするのに合わせて子どもの手も動くという感じでやってみると雰囲気がつかめます。後ろからお子さんを抱くような感じで手を添えると、お子さんがバランスを崩したり手が下に下がり過ぎたりしてフライパンに当たることも無くなります。

それができたら、今度は手伝うのはフライパンを持つところだけにする、そして最後はフライパンを持つところも含めてすべてお子さんが自分でやってみるという感じです。このように順を追って行けば、子どもでもそのうち一人でできるようになります。

ただし、その際には気をつけなければいけない点があります。まずは、いくら子どもが一人でできるようになっても、フライパンを使っている時には絶対に目を離さないということです。大人でも気をつけているつもりでもやけどやけがをすることもありますよね。子どもも一緒です。経験が少ない分、大人よりもどうしても怪我をしやすくなってしまいますので、調理をしている時は側にいて様子を見ることが大切です。

それから、いくら料理に慣れたとはいっても、年齢的にフライパンを扱うのが難しいような時には、無理をして先に進めずに、できることだけを一緒に楽しむようにしましょう。

今までできなかったような難しいことができるようになると、子どもは達成感を感じることができます。そのため、慣れてきたら次の段階というように段階を踏んでだんだんとできることを増やせるといいですね。ただし、その際には年齢的に難しくないかだけは考えながら次の段階に進める必要があります。